フロールでのリハビリ | 社会福祉法人 エンゼル会 老人デイサービスセンター フロール

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フロールでのリハビリ

 内閣府が発表しております、高齢者白書によりますと、65歳以上の高齢者の人口は2431万人で国民の5人に1人がお年寄りとされております。
 今後益々深刻化するであろう高齢者社会に向けた対策のひとつとして、住宅や町のバリアフリー化がすすめられておりますが、ここで深刻なのはお年寄りの「6人に1人が転倒の経験がある」という事です。

 ただの転倒ですめばいいのですが、高齢になっていくにしたがって…転倒=手足の骨折、顔面強打、頭部強打などの大きな怪我につながります。
 そして、転倒してから自力で立ち上がることができず、周囲の人や家族に発見されるまで何時間も転倒したままというのもよくある事例です。

 転倒防止・いつまでも歩く・自力で立ち上がる、これを目標に皆さんリハビリを頑張っていただきます。

 ただリハビリを頑張るといっても、スポーツジムなどに設置してあるマシーンを複数回こなしての使用を行うことは体力的に辛いです。
 また、マシーンを使用してのリハビリは、数種類のマシーンをこなし、回数の負荷・運動量の負荷をかけ、時間もかかってしまい、長続きしなくなる傾向があります。

 フロールではご高齢者の方のそれぞれの体力に適した効果の高いリハビリ機器を使用しております。

 この機器の特徴はまずスポーツジムなどで設置してある機器と違い、5回くらいの反復運動でも効果があります。
 筋力を鍛える・筋力をつける運動は筋力への負荷と回数が重要だと皆さん思われがちですが、実は負荷と回数を掛けるやり方よりも効果のあるやり方があるのです。

 それはバランスを重視した運動です。

 人間の身体というものはバランスが取れていないと立ち上がる事も歩くことはおろか、座る事も出来なくなります。 そこで、負荷は自分の体重のみで、身体のバランスを保ちながら、背中・胸・下肢筋力をまとめて鍛えるリハビリが出来る機器があります。

 その機器が以下の写真になります。

rehabilitation

 この機器は、ハンドルを持って椅子から立ち上がるように身体を伸ばし、次に座るようにして身体を縮めます。

 これを複数回行うだけで、つまづき・転倒・骨折を防止し、寝たきりの予防にもなります。

 フロールではご利用者様のそれぞれの体力に適した効果の高いリハビリ機器を使用しております。